PHILOSOPHY
才能が、作品そのもので見いだされるために。
多くのアーティストにとって、創作こそが表現活動の中心です。SNSによる発信やギャラリーへのアプローチなど、作品を社会へ届けるための活動も欠かせません。しかし、それらは創作を支えるための、現代のアートシーンにおける必要な副次的な営みです。アーティストが最も多くの時間と情熱を注ぐべきものは、創作過程そのものだと私たちは考えます。
一方、ギャラリーは、数多くの作品の中から芸術的な価値と可能性を見いだし、ときにアーティストとともに作品の文脈を紡ぎながら、鑑賞者や社会へ届ける存在です。しかし、物理的・地理的な制約に加え、SNS上の情報量の増大や発信手法の高度化によって、ギャラリーが真に注目すべき才能と出会うまでには、これまで以上の時間と労力が必要になっています。その結果、優れた才能が正しく見いだされないまま、埋もれてしまうことがあります。
そこで私たちが着目したのが、アーティスト・エージェンシーという役割です。発信やブランディングに伴走し、ギャラリーや企業との橋渡しを担うこの仕組みは、アート市場の成長とともに、ニューヨークなどを中心に発展してきました。
すでに評価を確立したアーティストのブランドを守り、さらに広げるうえで有効である一方、まだ見いだされていない才能が最初の機会を得るための支援は、いまだ十分とは言えません。
ENTRELは、その空白を
埋めるために生まれました。
アーティストの作品や思想、活動の方向性を丁寧に理解し、ギャラリーが求めるものと照らし合わせる。そして、人の審美眼とデータの力によって、目指す方向を共有できる両者を結びつける。
才能が、発信力や所在地、既存の知名度だけで判断されることなく、作品そのものによって見いだされる環境をつくる。それが、私たちの基本思想です。
ENTREL
- entre
- 間に
- relier
- つなぐ
ENTREL(エントレル)は、フランス語の「entre」と「relier」に由来します。アーティストとギャラリーの間に立ち、理由のある出会いを生み、まだ見ぬ場所へ新しい可能性をつなぐ。そんな意志を、この名に込めています。
人と人の間に、次の可能性を。
作品をただ載せる場所ではなく、作品がアートの世界の中で動き始める場所へ。
ENTRELは、輝く才能と、その価値を見いだす人々をつないでいきます。
そして、アーティストとギャラリーが、それぞれの夢に向かう時間を増やします。